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大手ゼネコンの清水建設が、東京国税局の税務調査を受け、2011年~2015年3月期までの5年間で、約20億円の申告漏れを指摘された。
清水建設は
「国税局から更正通知を受領しており、その通知内容に従う」
とコメントした。
追徴税額は、過少申告加算税を含めて約5億円とみられる。
清水建設の元社員で、工事の発注業務などを担当していた現場監督が、2011~2015年の都内の複数の建設工事において、下請け会社8社に対して外注した工事代金を水増し請求させていたという。
合計で約1億4千万円を元清水建設社員の現場監督に還流させ、その金を飲食代などに使っていた。
他にも、工事の人件費や資材費などの原価について、本来計上すべき時期より前倒で計上するなどの経理上の問題も指摘された。
経費問題は、政治資金と同様に不明瞭な部分があるが、
このケースは、ゼネコン元社員による裏金作りと私的流用が根本原因にあるようだ