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2015度の年金運用損失額が5兆円を超えた

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2015度の年金運用損失額が5兆円を超えた

 2015年度の公的年金積立金の運用成績が公表され、5兆円を超える大幅な運用損失となることが確定した。年金は運用によって増やさなければいけないはずなのに、運用の失敗で5兆円以上が失われたという事だ。

 

 年金運用の失敗は、2016年初頭から始まった株安が影響したとされている。

 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、運用委員会で厚生労働省に報告した。

 

株が下がるとを見越して「売り」から入れば利益が出たかもしれません。

 

 GPIFは国民年金と厚生年金の積立金約140兆円を運用しているが、アベノミクス以前は国債などの債権等で手堅く運用していた。

 大きなキャピタル益は期待できないが、5兆円を超える大負け・大損失は無かったと思われる。

 

 GPIFはアベノミクスの影響により、将来の年金支給に必要な利益を確保する事を目的として2014年10月に運用基準(ポートフォリオ)を見直した。

 国内債券の比率を60%から35%に下げて、株式比率を50%に倍増させた。

 安倍政権が果実と評した株高を支える事に寄与したが、当然ながら為替・株価の影響を受けやすくなった。

 

年金マネーによる官制仕手相場と揶揄する人もいました。

 

 

 GPIFは2015年度の運用成績の公表日を7月29日と決めた。

例年では7月上旬に公表している。

 

 GPIFが年金運用の大失敗を公表するのが、参院選後の7月29日に決めた事で、

野党は

「損失隠しだ」

と批判を強めている。

 

 

 

資産運用は「タネ」と「時間」が重要な要素となります。

5兆円の損失は取り戻せるかもしれませんが、仮に5兆円の損失を取り戻せたとしても

本来なら失われた5兆円を回して得られたであろう運用益があったことを忘れてはなりません。

 

消費税を10%に上げたとしても、年金の運用に失敗されては、結局足りなくなるのは自明の理です。

年金運用に失敗しているという事実

アベノミクスによって、年金マネー5兆円が消えたという事実

これを忘れてはなりません

 

年金は我々のお金なのですから

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